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駆け込み寺の本当の意味と和尚さんの貫く仏道精神

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四国に安国寺。ここは本当の意味で「駆け込み寺」というものをしている数少ないところ。もともとのお寺のあり方ってもっとフランクなものだったんだって。基本誰でも来ていいし、悩みに寄り添って生きるというのが僧侶としてのあり方と和尚さんは言われていました。

 

 

特にこの人は自殺に関しての携わりが深く、今でも死にたいという人からの電話の相談にのっています。この人が自殺防止協会の会長をひとりでやっているのもご自身も自殺を試みたうちの一人だったからです。

 

 

それに比べれば僕はなんて小さな悩みなのかと思いますが、比較によってそれが解決するなら先進国が自殺問題を抱えることってないわけで。何に困っているのかといえば・・・なんでしょうね。生き苦しくて困っているという感じかな?

 

 

なんとなくだけど、自分を押し殺して相手にあわせて生きるのがもう嫌になったって感じかな。これはただの言い訳。でもなんとなくの感覚だけどほぼ100%占めるこの感覚。

 

 

多分前の記事でも書いたと思うけど(もう覚えてない)今まで大学出てから10年たち、自分がないという感覚を未だに拭えていない。いろいろ日雇いとか派遣とか職を転々としてきて自分がわかってきたし、自分を持っている人が煙たがられるのが今の世の中なんだなっていうことがわかった

 

 

自分持ってないくせに自分持っているとか何言ってんのか?って感じだけど・・・

 

 

 

こういった声と言葉にならない感情をもろもろ話してみました。基本的に世間の正しさに打ちひしがれるこの内容ですけど和尚さんは優しく肯定してくれました

 

 

 

 

◆駆け込み寺っていうのは誰でも来ていいところ

和尚さんは独身を貫いています

 

 

その理由としてお寺は本来困った人が本当に助けてもらいたくて転がり込めるという場所であるべき。だからこそ和尚さんは独身です。なぜなら世帯を持ってしまうとお寺が「世帯」「家庭」になってしまって人が気軽に来れないから

 

この地域のお寺は実は「悩み相談乗ります」っていう札が目立たないけど貼ってあるんですよ。お寺ってそんなに気軽に来れるとこなの!?っていう衝撃を受けました。人の悩みに寄り添って生きるということもお坊さんの使命なので、誰にでもいつでもお寺を開けてると和尚さんは言われていました。

 

 

しかし残念ながら、その信念を貫く代償として空き巣に日常茶飯事のように入られてしまっているのが現状で、それでもなお和尚さんの信念、駆け込み寺としておくために鍵はかけず開放しておくことを貫いています

 

 

 

 

 

 

◆すべての原因は家庭と環境にある。君が全て悪くない

 

駆け込み寺に転がり込み、初日から和尚さんに話を話すだけ話して、ひたすら話をしました。そしてひたすら話を聞いてくれました。

 

 

そしてものすごく話の聴き方と話の広げ方が上手い人だと思いました。それでいて心の中にすっと染み入ってくるような柔らかい問いかけと言葉遣い。一触即発の死にたいという人たちと話を交わしてきた経験則があるのか優しく本当に話を聞いてくれました。こういった優しい人に出会ったのって久しぶりな感じがしました

 

 

和尚さんとの話で自己責任論の話が出てきました

 

 

これは現代の特徴かもしれません。正しいのですか本質的には正しい正論は人を孤独にしてしまうし、ひとりでなんでも調べれば情報の断片が手に入ってひとりでできるという世の中がより自己責任を人に押し付けて孤独にしてしまうということを言われていました。

 

 

最近で言えばホリエモンの影響で「ググれ、カス」っていう名言があるように、確かにググればほぼ正解が出てきます。こういったことに僕自身も慣れすぎてきていますが、こう言うググることを人と話であーだこーだいうことって実は結構いいんですよ。相手と会話をするということは人とのつながるきっかけでもあるし単純に会話できるから

 

 

でもググってばかりだと自分にかけているものがわからないんですよ。

 

 

灯台下暗し

 

 

この言葉は足元は暗いっていうことなんですけど、自分をいくら内省したところですべてが100%客観視出来るわけないです。人と交流して相手の印象ってまちまちです。自分を知るなら人と会いに行けって言われました。そして会話をしなさいって。灯台同士で足元を照らし合う感じで自分がわかっていくしその会話で縁ができればそれでつながって機会も増えてくるって教えてもらいました

 

 

 

 

 

◆今自分の目的を見いだせない人たちの特徴は「中流」家庭の人が多いその理由

 

 

世間では裕福だからもっとうエロと言われるでしょうね。

 

 

でも裕福だからこその悩みだと言われました。そしてその環境こそが自己解決をできない原因を作っているかもしれません。かといってそれのせいにしているというのはいけません。

 

 

和尚さんいわく、仏教っていうのは神様ではなく仏陀という一人の実在した人間の人の教えで、それまでの誤解や囚われた価値観から人の思考を開放するということを目的にしているのが根本なんだと教えてもらいました。

 

 

 

そして僕が見えていなかった部分としては自分は宙ぶらりんの状態にあるから自分の目的がわからないようになってしまったと分析してもらいました。

 

 

確かに自分の方向性や何かしらのロールモデルのような人に出会ったということはないなっていうことが目のウロコが落ちるがごとく見えてきました。

 

 

よく和尚さんが言うたとえはその環境に特徴があるかどうかと、その人がそうなるのは環境だと。

 

例えば歌舞伎俳優はその家柄が歌舞伎の伝統を持っているからそういうことを環境からして分かってしまいます。環境がそうだからそういう価値観になり、そういう人間になる。もし一般家庭に生まれた人がそうなりたいと願うならほぼ不可能かもしれません。血統とかの、何かしらの日本独特の柵のようなものがその人を拒んで諦めさせるかもしれません

 

 

あと政治家もその家柄がその人を肯定していくのでそうなっていくんだそうです。確かにその家を象徴するものがその人にそういう影響与えてそのような価値観を植え付けていくのでしょう。だからこそ、ふてぶてしいんだとか言われていましたね(笑)

 

 

僕自身も言われてみれば自分を象徴するモノを持ってないよな、っていうことに気づきました。だからこそ宙ぶらりんで漂っているだけになっていて、今の状態になっているということに納得が行きました

 

 

この原因に気づくまでは本当に丁寧に話をひたすら聞いてくれて、世間体の正論で指すことなく本当に優しく寄り添っていただけました。

 

 

しかもいきなりアポなしで来たのにも関わらず・・・

 

 

そして転送電話になっていたらしく、結構長いことコールしないと繋がらないということを後で聞きました汗

 

 

 

◆和尚さんいわく、悩みを解決したいなら・・・悩んでいる人たちに愛に行け。そうすれば悩みは解決するよ

 

 

和尚さんがなんでお坊さんになったのか?

 

その理由として「ドフトエスキー」の本の中に悩みを解決したいなら悩んでいる人達に愛に行けっていうフレーズがありそれで出家を決意したと教えてくれました。

 

 

それまでは横浜の寿町というドヤ街で日雇いの仕事で自分の死に場所を見つけるための費用を稼ぎ、いざリヤカーを引いて死に場所を見つけて睡眠薬を飲んで見ても実は睡眠薬だけでは死ねないという事実に気づいてまたとぼとぼ歩きみかん農園の中に小屋を借り、本を持ち込んで農家の日雇いをしながら本を見る、という生活をされていました

 

 

そこから出家をされた方です。

 

 

また書きますが和尚さん自身もまだまだ悩みのなかで生きておられます。和尚さんがずっと問うているのは

 

 

 

なんで自分が生まれてきたのか?

 

 

という問いです

 

 

これはいのちひきとめたい―自殺、苦しんでいるあなたへの著書の中でも語られています。僕自身は望まれて生まれてきたわけだけど保育器の中にいた時に何かしらのいざこざってあったようですね。それと幼稚園の時によく家出していました。この中にヒントがあるって和尚さんに指摘してもらいました。

 

 

こんな感じの四国旅。

 

 

まだまだ過ごした日々はつづく。。。

 

 

 

 

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