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新規就農を目指してるけど・・地方での就農でやってはいけないこととは?農業研修生から就農までの流れ

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さてさて、かなーり久々に更新をしますね!ワードプレス代がもったいないし少し自分の在り方や目指す将来のことについての移り変わりがで出したということを自分で感じています。

 

 

鳥取県は日南町という岡山寄りにただいま農業研修生として移住をしました島田です!一年目だけど農業で新規就農をするなら早めの決断が必要ということがわかってきましたしそれなりに落とし穴?っぽいところも個人的に嗅ぎまわってなんとなくつかんできました

 

 

そしてここの農業研修の実態としてはそれほど芳しくないという実感です。行政主導というものは結局その周りを置き去りにするということなんだろうなっていうことがひしひしとわかってきてしまったほどです(;’∀’)

 

 

まぁ愚痴っぽくなるので早速書いていきます‼個人的には就農をする予定は二年後です。しかしながら資材の発注、苗の個数、土壌の診断、水回りの確保、日当たり、風向き、土壌の成分分析など、土地選びは家を選ぶのと同義だということをここもp日南町の一期生の先輩からいわれて明日は我が身という感覚で聞きました。

 

 

そしてつい先週の研修生同士のミーティングで就農をした人からのやってはいけないということを生の体験談として聞けましたのでそれを書いていきます!新規就農を考えている人は必見です!

 

 

◆まずは就農までの工程とは?

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農業研修生からスタートして就農して今に至る方からじかに話を聞くことができました。実際には・・・今もかなり苦労はされています。現実的なことを言えば、年収は200万円前後、ハウス代の無利子のローンを今年中に返してしまわないと正直離農を考えざるを得ないくらいの生活の状況ということを切実に語ってくれました。

 

 

そしてこの方が当時、農業研修生の一期生としてここ日南町へきて、首脳したときには行政はもちろん、地域の人たちは全くこういった人たちのことを知りませんでした。なので今よりもサポートがない状態での、開拓者のような就農までの道を歩いてこられた方です。その当時のやってはいけないということを農業研修から就農までの過程とその時々に決めないといけないことを言ってくれました!

 

 

 

 

 

1・・・一年目は農家さんの研修をしつつ、秋の10月のめどまでに自作研修の候補地を決めて作物も決めておくことをしておく

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※自作研修とは実際に自分が農家さんの土地やハウスを借りて自分で作物を作るという実習のこと

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これはかなり重要で、僕の場合は今のところはトマトです。

 

 

JAへの注文の都合上、この秋の時点で翌年度の営農計画を出すということをしておかないといけません。特にトマトの場合は苗の発注をこの時点でしておかないと、翌年になったときにトマト苗の定植(苗を畑に植えること)ができません。実際には一年半くらいで就農かどうかを決めて動くということが必要です。

 

 

期間は二年あります。しかしながら作物を作ることは一度だけです。実作の時のみで、一年目の今はほぼ一緒に作業をしてもらっていますが、自分でやるということをした場合、絶対に見る景色も感じることが違いうと思うんです。特にビニールハウスを作るタイミングとかを自分で考えるということをするから・・・・

 

 

なので僕の一年目の動きとしては10月までに実作の候補地と作る作物を決めるということをする

 

 

ということが課題です・・・でも研修事業をしてるところに就農ができる候補地を出すよう頼んで一か月・・・音沙汰なし。こんなもんか・・・・

 

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2・・・就農先の農地、土地が決まる

 

 

基本的に一年目で農地を貸してもらえるかどうかが決まります。農地を借りるということは地域に溶け込んで信頼を得られるかどうかがカギです。一年目からすでに就農ができるかどうかの何かが決まり始めるということを今は身をもって感じています。

 

 

基本的にここら辺は地元の人に聞かないとわからないことだらけということを聞きました。実際に閉鎖的だし、ここら辺はネットに転がっているということはまずないですからね。

 

 

自作の実習を就農の土地に据えて考えるということがポピュラーな部分。実際に二年前に就農された方もそれをにらんで候補地を一年目の10月に決めて今に至るという方がいらっしゃいました。そのほうが土地を借りるのもハウスを立てるのもスムーズです。

 

そして畑を選ぶときに重要なことは

 

 

・畑の日照時間

 

・風向き

 

・水はけ

 

・以前に作っていた作物

 

・水路の使い勝手

 

・水路の水の量

 

・家から畑までの距離

 

 

 

ここら辺にしくじると、借金背負ってまで立てたハウス代が重くのしかかってくるのでほんとにつらくなるようです。

 

 

◆土地選びは役場の人たちではなく地元の農家さんの話を吟味しつつ自分で探す。悪い土地は絶対に断ること

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この方の失敗という部分は特に畑ビニールハウスの位置がまとまった場所にあるというような土地の条件ではなく、いくつかの元水田の場所に一棟ずつ分かれておりそれが段々になっているという条件のために移動に時間がかかるということがあります。そしてこの移動こそが作業効率の悪さを生んでおり収穫の量の伸び悩みをする原因といわれておりました

 

そして町の人に任せてしまったためにこのようになってしまったということを強調されておられました。確かにここで事業をするのは町の人ではないし、そこは自分が事業主という責任に置いてシビアな判断をするべきと思います。結局あっちは他人事なんですから・・・

 

 

そして土地が終わったら土壌分析を依頼するということです。

 

 

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※土壌分析とは土地の土に含まれている成分を検出してもらうこと。これの結果によって入れる肥料の割合が決まるので必須とのこと


 

 

 

 

 

◆営農計画書を作成すると同時に購入資材のリストを作る

 

 

ここら辺が本当にリアリティがあって自分がいずれは通るということを考えると少し就農という気持ちがぐらつきます(;’∀’)

 

ここら辺が自分が本当に就農をするかどうかの意思が問われる部分です。そしてこの収納助成金は年々酸くなっており、最近からは軽トラ代は含まれず(´;ω;`)

 

しかも資材は新品でしか認められないようです。ここら辺が悩みどころです。ハウスの棟数、農薬、たい肥や肥料のこと、作付面積、就農してからの1年目から5年目までの支出の計画。それと機械のリスト。

 

 

ここら辺でかなり金が出ます。収納助成金が2/3出るというここ日南町は全国的に見ても始めるということをだけを見れば有利です。ここら辺が後々書いて深く掘っていきますが溝の部分でもあります。

 

 

 

就農計画作成→審査→営農計画→審査→補助金→ 審査、融資の決定

 

 

という流れということを聞きました。

 

 

 

ここへ来て農業法人と新規就農といえるところの中身、事業者と、組合員と、構成員と、従業員。これらの違いとメリットを考えるようになりだしましたしね。

 

 

 

ようやくすると

 

 

・畑、もしくは水田の土地を選ぶときは町や役場の人たちではなく地元の農家の方の意見を参考にする

・ハウスはまとまった数の棟数が立てられる場所にする。このことによってハウス間の移動の手間が省けて作業効率ががる

・畑の日照時間

・風向き

・水はけ

・以前に作っていた作物

・水路の使い勝手

・水路の水の量

・家から畑までの距離

 

 

ということになります。

 

 

そして今のところは僕も土日は休みという立場の嘱託職員です。空き時間に日南町の畑を見に行くということを始めました。もともとこの地域は稲作で始まった土地であり、すべての土地がもともとお米を作っていた水田の土地です。

 

 

地主の人はやはりいい地質の土地は基本的に水田に市がる傾向があります。そこにハウスを建てて畑にしてしまうともうもどせないので嫌がります。だからこそ信頼を得てその土地を貸してもらえるように今のうちから頑張る必要があるんですね。

 

 

農の世界における人と人のつながりっていうもののほうが重要なんですね。人が人につないでいくこと。受け継いでいくということ。

 

 

これを受け入れることから始まるんだなって思っています。

 

 

まだまだ研修は続く。

 

 

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