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ワーホリ帰国後の田舎移住計画!鳥取 智頭の半殺しグルメと廃校の食堂施設見学

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どうも!人生モラトリアムな島田です!オーストラリアワーホリから帰国してからの~鳥取移住を企てています。林業研修も大詰め、残すところ三日の鳥取の林業研修。林業はじつは意外なところに日本すぎの活かす道があるのでは?なんていうことを思っています。でも田舎移住に関しては移り住んでナンボというのが本音なところなようですね。

 

アドバイザーの人もそのように言っており、ローカルならではのしがらみ、あとは土地になじまないことに始まらないようです。馴染んでからいろいろな情報が回ってくるのがこういったローカルならではの事情というのが一般的で、鳥取の人たちは外部の人に何かしら頼みごとをするのはハードルが高いので顔なじみからのスタートがその土地で生きるということ。

 

そしてそこからつきあいが始まるようです。そこからいろいろなつながりや仕事がついてまわるということです。実際に農家の人たちは作物が作れない冬場はスキー場の係員をしているという確固たる情報を掴むことができました。その業界やその職種の中で深く関わっていくことでいろいろな横道や何かしらのコアな?ライフスタイルができるようです。人とのつながりのかでいろいろなものが流通しているのが田舎の事情だし、それらは必ずその土地の事情が絡んでるからそこに対して摩擦を作らないようにすることが大事ということが分かってきました。

 

でも時間がな・・・早く決めていかないと僕の方ももたないな・・・ということで林業研修の智頭の施設見学です!

 

◆鳥取県の智頭の施設見学!日本杉のいいところ満載だけど・・・なんか発信している人の訴求が疑問・・・

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まず最初にいったところは智頭の林業組合。ここで智頭の組合員の人たちと顔合わせして施設の見学に・・・・の前に何故か急遽予定変更で、伐木の現場に行くことに笑 鳥取はこんな感じでいきなり何かしらが変わることが多いですね(;´д`) 臨機応変な対応や心持ちが必要な気がします。こちらとしては「聞いてねぇよ!」的なことが多いです。この緩さをいい加減と捉えてはやっていけないのでしょう・・・地域性です。

 

 

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智頭の杉林というのは日本的に有名らしく、いい気が取れることで知られていると森林組合の人は言っていました。でも僕は全く知りませんけどね!ぶっ! そして僕的に気にかかったのはこの人たちの相場観です。

 

木を切り出したらオークションの行われる競り市に運ばれる。そこでもちろん倍の値で売れないといけないんだけど・・・15万で買った木を50万で売れるという話があった。この話の根拠を聞いてみると・・・

 

「15万で買われた木が市場まで運ばれて、その経費はいくらなんですか?」

組合の人

 

「・・・そこらへんは高く売ることでカバーします。我々はそkまで関与していないしその赤字の分は助成金がでますので・・・」

 

「!!」

 

はっきりって結構危ない発言を聞いてしまった・・・僕は古物市場で転売とかせどりとかヤフオク販売とかしていましたが、入札するときって必ず売値から逆算して仕入れ値を決めているはずなんですが・・・そこら辺の勘定が助成金だのみだから結構危ないのでは?って言うところと、工場では付加価値をつけて売るということを言っていましたが、

 

「付加価値ってなんですか?」

 

って聞いたら、節を埋めて売るだけとだけ・・・日本すぎの無垢材としての特性を売り出したほうが絶対にいいと思うのはぼくだけ?結構わからないことばかり言われてアピールポイントがずれているんだろうな、って思いました。

 

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まずたかくうるということなら相場観に基づいた根拠がないことには絶対に高値を掴んで薄利でヒーヒー言いながら生活することになります。しかも売り時に売り逃すということは物売りから言えば恐怖です。

あとこの豊かな時代に、ただ者を出せば売れるかといえば売れません。そこまで豊かな時代。ならば付加価値ということを訴えていかないと売れるものなんてないです。例えば日本すぎというのは大量に生産するということはできません。なぜならすぎは育つまでに70年はかかり、その間に外国さんの杉はその間に2回伐採できるほど成長が早い。

 

量を出すという点では勝負にならないのは明白だけどそこで勝負がしたいようですね。でも僕的には日本すぎの特徴である

 

・呼吸が大きい(光合成)

・水分量が多く含まれている

・季節ごとに水分量が変わって気候ごとに保湿効果が変わる

 

と言うことを歌っていった方がい気がするんですよ。例えば水分量が夏場は減ることで涼しく、ダニが住み着かないという特徴を売るならダニアレルギーに困っている人へのアレルギー住宅とか、部屋のリフォームとかを売っていけば絶対に売れるような気がしますが・・・だってわかるから。

 

量で勝負しなければならないわけではないから質での勝負に持っていけば絶対に外国さんの杉に負けない気がします。訴求のポイントと助成金に依存したこの体質の改善さえすれば日本の林業は変わる、伸び代のある業界なんではないか?って思いますが・・・根が深く、ローカルなしがらみがやっかいな業界でもありますね。

 

 

◆でも日本すぎの建物はぬくもりがある

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ここは智頭の小学校。おむすびころりんという食堂があるところ。過疎化で小学校が閉鎖になり、建物自体はいいので何かいい利用方法はないのか?ということで食堂や公民館のような貸出のスペースや宿泊の施設というマルチな施設として残っている。全てが木材という居心地のいい場所になっている。

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木目の体育館とかは本当に綺麗でした。木目ならではの優しさ、手触りのソフトな感触。味のある建物です。

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廃校になってもなお残る校則。全てが杉でできている空間

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体育館の天井が・・・ちょっと写真写りが雑ですいません。本当に綺麗なんですよ・・・伝わんないけど(;´д`)

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ここには和太鼓のサークルがあり、定期的にそのサークルの演奏がここで開かれている。

 

 

◆鳥取の半殺しメニューと施設見学の総括

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マキシマムザホルンじゃないんだから・・・皆殺しの何かはあるのか?って感じですが・・智頭で立ち寄ったところの看板です。胡麻のスリ加減で半殺しか皆殺しかが決まるそうな・・・

 

話は研修に戻して行きますが、結論としては「うーん」って感じです。結局あっちが何を言いたかったのはあまりわからず、林業についてくださいね的なことは伝わったんですが。トータルの中ではきこりという木を切るというだけのポジションになります。

 

全体の中で木を切る、維持する、管理するというところ。それ以上でも以下でもそれ以外でもないというのが本音。材を切り出しても、商品という見方ができないのが正直なところなんですよね。なんでかというと結局赤字だから。そこらへんは目を瞑るべきなんでしょうけどね。

 

助成金に依存し体質、国策レベルでの改善が必要な業界。それでも移住への手段と割り切るべきか?そんな感じでまた悩むのです・・・

 

まだまだ鳥取移住への決定だが見つからず。いっそ移住してしまい、そこから始めるしかないのか・・・

 

◆鳥取の半殺しのメニューってこんな感じ

ワーホリ時代の記事目次

 

ワーホリ帰国後の鳥取移住編目次はこちら

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