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【浅野泰巌和尚さんと妙子さん】今の自分を助けてくれた人。出世とはただこの世に生まれできただけのことという意味が仏教ではあるらしい

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どうも、イズです。

 

今回は四国でお世話になったお坊さんについて書いていきます。

 

今回は始めて和尚さんの住職としての名前を書きました。それと夫との離婚裁判でほぼ財産を失い、自らもガンを患い、「片肺飛行」という本をだした浅野妙子さんのことも突然書きたくなりましたので書きます。

 

 

いのちひきとめたい?自殺、苦しんでいるあなたへ

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この本を書いたひと、そして鳥取の移住に失敗して塞ぎ込み、ニートの日のイベントに行き、そこで当時「お遍路ハウス」という企画に参加するかを考えているお坊さんがいるという話を聞き、アポ無しで突撃します。

 

この本では俺以外に過去ここを訪れた人がいます。借金、人間関係、病気…その中で自分は夢、目標と家庭環境といった比較的小さい悩みかもしれません。血便もドバドバ出てた時期でもありますし(^_^;)

 

それでもこんなやつを招き入れてくれて一緒に生活してくれました。

 

元々仕事に関する価値観が近いということもあり気が合いました。

 

かつて和尚さんも自殺を試みたことがあり、当時日本の3つのドヤ街のうち、横浜の寿町というところで日銭を稼ぎます。

 

 

死ぬために働くということに疑問を抱えながらも…

 

 

お金が貯まるとすべてのお金を睡眠薬購入に費やし、そのままリヤカーを引いて、死ぬならきれいな場所がいいと言うこだわりに基づいて死に場所を選び、そしてそこで購入した睡眠薬をすべて飲んで永久(とこしえ)の眠りにつきます

 

 

正確にはついたと思ったらしいんです。

 

 

そしてお坊さんも行ってましたが、睡眠薬を大量に飲んだだけではだめで他の薬品を混ぜないと睡眠薬で自殺をすることはできないらしいです。

 

 

眠りから覚めて、ここがあの世かと思ったらただの現し世で死ねなかったんです。

 

 

「もう一度…」という気にもならず、すでにお金はなく、痛い死に方が嫌だし、その上またきつい労働に耐えて死ぬために日銭を稼ぐというのはやりたくなくなっていたと話を聞きました。

 

このとき吹き出してしまいました。

 

その後兄弟を頼り、そこで 運転免許を取得後に愛媛に行きます。

 

 

愛媛ではみかん農園を持っていた知り合いの農家さんに頼んで農園内に小屋を建てさせてもらい、そこでずっと本を読んでいたそうです。

 

 

日銭がなくなったら農園や庭園の手伝いをして稼ぎある程度貯まったらまた本を買って読む。そんな暮らしをしていました。

 

ある日ドフとエスキーの本を読み、「悩みを解決したいなら悩んでいる人のところへいけ」という一文があり、それがきっかけで住職になります。

 

僧侶として悩んでる人や困ってる人に寄り添い、お寺で生活します。しかし、近所、壇家どのトラブルがあとを絶たず、悩みながらお寺で生活します。

 

 

俺に行ってくれたことですが、「身寄りがなければ、住む家がなければ住職になれば宗派から空いた寺に派遣されるから住むには困らない」たとは本音を言ってくれた。

 

 

そして住職をやめれば家がなくなるとも言われていた。

 

 

お坊さんになったからと言って悟るか?と言われればそうでもない。苦しい人はずっと苦しい。和尚さんは人間関係でずっと苦しんでた。

 

 

そんな中でも気の合う人たちと縁を作ってその中で生きてた。

 

 

なんでそれをするかというと、

 

「縁を作り、約束することで、その約束までは生きてなきゃいけない理由になるから」

 

だそうだ。

 

最後に俺が和尚さんにあったのは2019年のみかんアルバイトが始まる前。すでに体調が悪く、検査入院の前だった。

 

これが元気な姿を見れたのは最後だった

 

手紙のやり取りはしていました。

 

認知症がすすみ、大腿骨骨折という大怪我をしている中で返事をくれた。

 

どうやら俺のことは覚えていないらしく、弟と勘違いしてくれた。そんな感じの存在だったとしたら嬉しい。

 

 

もう携帯も扱えず、文字もあまりかけない状態だそうです。かわりに妹さんが返事をくれました。どうしてもあの後にもう一度住み込みバイトに行ってお金をためて、家を買い、和尚さんのお寺と山奥ニートが住む共生舎を足して2で割ったような場所が作りたくて頑張ってるよ、ということを伝えたかった。

 

 

それだけでリフォーム中の写真をどっさり印刷して送り付けてしまった。

 

 

 

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この世に生まれる事が「出生」という。ただ海の中で辛うじて浮いてる丸太にしがみつくの状態からどうするのか?が生きるということなんだって

 

 

仏教によれば、出生は生まれ出だけのこと。生まれると大海原に落ちてすぐに溺れるんだとか。

 

 

そして一番近くにあった丸太にしがみついてその場を凌ぐようなイメージと言われてます。勿論丸太なのでいつかはくちます。

 

 

実家もいつかはなくなる

 

親もいつかは死ぬ

 

物事、自分の体でさえその丸太と同じ様に朽ちる。

 

 

ずっと高校生のような体力があるわけではない。老いるからそれに合わせて病気もする。

 

 

これが無常ということなんだって。

 

 

俺にとっても和尚さんは丸太だったんだろうか。

 

 

最後にいい丸太にしがみつけてよかったと思うだけでいいのだろうか?

 

 

今度は誰の丸太に俺はなるのだろうか?

 

 

アフィリエイトタグを探しているのだけれども、妙子さんの片肺飛行が見当たらないのが残念だ。

 

 

クリスチャンだったあの人は最後にこんな言葉を本で書いていた。

 

「麦のひと粒は死ねば大地に広がる」

 

という聖書の中の言葉。

 

でも生きてるうちがいいと思うんですよ。この本を誰かが手にとって、私のことを覚えてくれていたら幸せというようなあとがきで終わっていた記憶があります。

 

 

どういきるのか?

 

を考えさせてくれた人が俺が転がり込んだ愛媛県、東温市の安国寺住職 浅野泰巌和尚さんです

 

 

忘れていくこと。

 

 

心を亡くすと書いて忘れる。

 

 

浅野和尚さんが覚えていてくれなかったことは悲しかった。でもおれがかってにおぼえてます。

 

 

それでいいと思う。

 

 

俺にとって唯一の人だから。

 

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そんなこんなでソトゴモリぷれいすのための出稼に行きます。来年にまたしれっとオープンしてます

 

 

 

 

 

 

都会の暮らしに疲れた人

 

引きこもった状態がつらい人

 

生き方で悩んでいる人

 

ブラック企業で磨り減ってしまった人

 

 

 

 

そういった人たちの人達のための何もしないをやりに来る場所、「ソトゴモリぷれいす」を作作りました・・・

 

 

 

 

 

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