新規就農へかなり有利な鳥取県日南町!審査と農で生きることの険しさを知る・・・
いやいや、ご無沙汰っす(;’∀’)
この頃原因不明の下痢と腹痛で農業研修にふらふらになりながらいってかなりきついという今日この頃。熱中症で家では頭痛が収まらず、バファリンの過剰摂取の末にコンディションを整えているという島田です!!
今回は地方への新規就農しようと思っている人がぶつかる壁、新規就農への審査のことと認定農業者への道についてを書いていきます。ここ日南町は全国でただ一か所だけ、2/3の収納助成金が出るという珍しいところです。
これゆえ二農業をしたいという人のためににはかなり整った場所といえます。畑が出てくるということを狙って待ちつつ農業での独立なのか?
それとも農業法人への就農なのか?
それとも農業法人での構成員という立場を取るのか?(構成員ってフルコミッション?っぽい立場の人らしいけどわからんす・・)
将来のことを考えて悩みに悩んでいます。
あとは冬場に働かずに済むようにいろいろな試案を巡らして過ごしていながらも目の前のことがおろそかにならないように気を付けてはいます・・・・↓
さて、ご無沙汰の記事ですが本題です!
◆新規就農に必要な田んぼはどうやって出るのか?
研修中ではやはりべたに「だれか田んぼを引き継いでくれる人がいないだろうか?」という声が挙げる人がかなりいるようです。
でもこのときに気を付けるべきは確かに開いている土地はいっぱいあります。
しかし、放置された畑や田んぼはそれな理の理由があるからです。
・西日しか当たらない
・朝日しか当たらない
・基本的に日が当たらない
・排水が悪すぎる・・・他
という利便のわるさが必ずあるので、誰かの土地を借りるということが絶対に必要になってきます。
実際に今の研修をさせてもらっている財団へも問い合わせをしていますが未だにへんじはきません。。。ま、忘れられていると思います。
要するに新規就農をしたところで悪い土地、得にはいすい、日照時間、土質などの問題があり、ただでさえ栽培をする技術がないのに条件の悪いところでやったら余計につぶれてしまうということなんです。だからそういったところを避けて新規就農をする人へできるだけいい条件でできるように配慮がされているんですね
要するに「畑を受け渡したい人が出るまでまて」ということです。
ここは中山間地管理ということをしている期間がありここは農林課に問い合わせるということになります。はたしてどのようなことになるのか・・・
今のところは従業員として法人へ行くのか、構成員として歩合制に基づいてやっていくか・・・やはり新規就農ほうがハードルは高いし・・・一番の間違いは全然資金を持ってこなかったということですね(;´・ω・)
さすがに体一つあるから継がせてください!!なんていう都合のいい話はないですね・・・でもこれから構成員という部分も含めて探していくという方向性を模索していきます!
◆今頃わかった切実な問題・・・資金がない!それなら農業法人でも仕方がないか。。。
鳥取県(日野郡)の就農支援制度 より引用
就農開始から5年の間に受けれる青年収納交付金と就農条件整備の助成金があります。
経営体育成支援事業 (新規就農者補助)
助成を受ける前々年度(平成22年4月以降に)就 農した認定就農者等が農産物の生産・加工・流 通、販売、その他農業経営の開始又は改善に必 要な機械や施設の改良、造成、復旧又は取得。 農地等の改良、造成又は復旧に対し助成する。
上限800万円(1年間のみ) (取得価格が50万円以上で耐用年数が概ね5年以上 20年以下のもので汎用性の無いもの(中古機械は残 存耐用年数が2年以上))
就農条件整備事業
農協又は公社が認定就農者に対し、就農に必要 な機械・施設を貸与するために整備する場合、又 は認定就農者自らが整備する場合に助成する。
上限800万円(就農時から3年間・65歳未満)・・・これは日本全国の農村では日南町だけのものです。町、県が1/3ずつ負担しているためです
就農応援交付金
認定就農者に対し、就農初期に係る運転資金、 基盤整備費等に活用できる交付金を交付するというもの
上限246万円(3年間) (就農時から年度ごとに交付金年額は下がります。ま た就農前の職歴によっても金額・期間が変わることが あります)
といったものがあり、就農へはかなり有利な土地です。無利子の融資が受けれるJAのローンももちろんあります。
しかしながらいまだに先が見えないのは「15Rで250万円の収入がある認定農業者は無理だよ」といわれている点です。
普及所の方からは結婚して奥さんと二人でやって土地を増やしていけば可能だということを聞いていますが、果たしてこの人たちが人に簡単に言うけど自分事としてとらえているのか?といえば違うと感じます
やはり15R では200万円前後と聞いています。実際に研修生から就農した先輩に聞いて現状を聞いていますから確かです。いろいろ農家さんを見て回らせてもらっていると選果場へ持って言って売るということをしていることに特化している農家さん、ジュースなど六次産業にも挑戦して50%くらいの割合でやりくりしている人などがいます。
同じトマト農家でもコンセプトの違いが浮き彫りということにびっくりしているところです
どのような未来像を持ってやるということなのかということを十分持っていかないとダメです。農業をやるということが目的ではなく、その先に何を求めるのかということがないといけません。
体験農家をしたいと思っていますが、そのためのべーすを作る力がないということを今は自覚して農業に励むべき時ですね。
しかしながら農業における土地というものは野菜という試算を育てる場所です
信用をもらわないと貸してはもらえませんね。もちろん条件の悪い土地ほど簡単に貸してもらえますが・・・
まだまだ解明できない部分がここ日南町にはあります。もちろんこれは僕のような外部の人間の目線から見ての話です。
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