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【JAへルパーリレーin富良野】富良野での農業バイトを振り返って総括をします

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どうも、イズです。

 

今回はJA富良野の農作業ヘルパーを振り返っていきます。あくまで俺の主観で振り返っていきますのであしからず。今回はコロナという特殊なイベントがあり、その影響を受けています。でもそんなに変わらないと思うので参考にしていただけると思います。

 

 

ではつらつら書いていきます。

 

 

 

JA富良野のへルパーリレーは3月~、7月~の二回募集がある。募集時期によって人数がかなり違う

 

今回の担当者の方の募集の方法では、前期後期にわたり大まかに分けて2回の募集がされています。

 

 

まず2月の最終週くらいから始まる最初の募集では人数はかなり少ないです。およそ30人くらいの募集と思われます。

 

 

それはなぜかというと、ちょうど一般的に農作業が始まる時期ではありますが北海道の場合は季節が(雪解け)一か月遅く4月の段階ではそれほど仕事がないという状態でのスタートになります。

 

そのため、募集人数は少ないということを担当者に聞きました。

 

ぼちぼち仕事が出てくるのは3月の後半くらいに雪をかき分けながらビニールハウスを設営するということ。この時には仕事が入ったり入らなかったりがあるので週5とかではびっちりないということです。

 

 

安定しだすのは定植(苗を植える作業や種を植えるとき)が始まるとぼちぼち仕事が入ります。人数が少ないので、週6とか5で働きます。

 

 

ただ今年に限ってはコロナの濃厚接触者が出てしまったということで4月から5月の中旬くらいだったかな?一か月半の業務停止になってしまい、この時に寮を離れた人がかなりいるということがありました。

 

この影響でかなりヘルパーの神通が少ない状態で推移をした年でもありました(途中で抜けておいてえらそーなこと言ってますけどね)

 

 

上半期の募集で働きだした人にとっての閑散期は6月~7月の中旬くらいまでの期間になります。

 

 

この時にはいったん仕事がなくなるんですね。

 

 

その理由としてまいた種、植えた苗が成長しておらず、ヘルパーさんが必要にはならない時期だからです。いったんこの時期で出る人は出るので人が減ります。

 

 

そして募集は夏季(7月くらいから)が始まります。

 

夏季募集に応募したんですけど、あっさり受かりました。しかし、結論から言うと、ヘルパー寮の部屋の割合からすると、男性40部屋、女性部屋が80部屋くらいなので男性は早めに応募しとかないと受かりにくいかも。特にリピーターの人たちが優先的に入れるのでそこら辺を考えて早い応募が吉です。

 

 

今年に関してはコロナの影響で隔離機関がありました。PCR検査キットが内定をもらうと届き、それを郵送して陰性であれば北海道へ移動をします。

 

 

そして北海道でもすぐにヘルパー寮に入るというわけではなく、もう一度現地でPCR検査キットがわたされ、浦野にある外国人寮にて一週間待機して、陰性であれば入寮できます。その後に仕事が始まります。

 

 

 

 

俺と同い年のこの施設。今回は現地のPCR検査の隔離施設として使われました。普段は中国人やベトナム人の人たちがここに泊まって仕事をしています。今年はコロナで外国人が来ないので閑散としていました。

 

 

 

入口

 

 

 

これが今回俺が使えた部屋。普段はここにこのようにして4人がすし詰めで入れられていると考えると・・・

 

ひどい人の使い方してんな・・・って思ってしまう。一人なら快適なんだけどね

 

 

周辺情報としては、徒歩2時間くらいのところにセブンイレブンがある。ただ買い出しに関してはJAの職員の方が朝9時くらいには施設の管理としてごみ出しや簡単な生活必需品をチェックしに来るのでその車に同伴して買い物に行くことが可能です。

 

ただ車かバイクなどの足がないなら、半額とかの総菜が買いに行けないために結構お金が出ていきます。といっても一週間だからそんなに馬鹿に飲んだり食べたりしませんけどね。

 

 

対所の周辺やその周辺施設をわかりづらいですがギャラリーにしました(笑)

 

 

歩いて10分くらいのところに郵便局があり30分くらい歩くとパークごろ浮上があり、そこには野ウサギがいました(笑)

 

 

あとこの東山の待機施設の生ごみ入れのバケツにはものすごいウジがわいているのでグロ注意です。苦手な人は気を付けてくださいね。

 

 

 

 

ヘルパー寮へ移動し、仕事が始まる。貯金したい人は昼飯だけを頼んでおけばいいと思います

 

 

そして基本控除として、初月はクリーニング代を上乗せされてるので高めです。

 

3300クリーニング代

 

寮費 330円/一日

 

食事

 

朝食 282円

昼食 405円

夕食 523円

 

※朝食と夕食は半月ごとの注文の希望を取り、食べるかどうかを選択できます。昼食は強制で取ります。

 

昼食の弁当に関しては雨で作業が中止になっても出てくるので、その分控除として惹かれます。

 

この雨の日の作業中止が痛いですね(;^_^A

 

弁当という致し方ない部分があります。これはどうもこうもないです。なので雨の日に中止となったら弁当を食べたほうが多少はましということになります。(指定休や固定の農家さんの定休日の場合は弁当をとっちゃダメっす)

 

あくまで当日の朝に中止!って言われた時だけですね。

 

 

一日三食を頼んだとしたら、

 

食費 1210+寮費330円で1540円が8000円から引かれ、さらに契約の時点で3か月以上を働くということを希望したなら厚生年金が引かれてかなり手取りが少なくなります。

 

 

なので最初は2か月くらいの短期を希望して、その期日が迫ってきたときに更新したほうが手取りをほんの少しだけ増やせます。手取りにこだわる理由がある人はやってみては?(そこまでかつかつな人はほかに問題が・・・)

 

25日出勤で三食を頼むと月に38500円が引かれる計算になります。通職のみで25日出勤の場合は10125円が引かれます。おおよそ28400円くらいが浮きます。厚生年金がつくヘルパーは初めてですね。

 

 

過去行った愛媛の農作業ヘルパー(選果場ではない)は農産から直接現金手渡しで控除なしです。手間代というか、作業委託のような関係なので所得税も引かれませんし、けがした場合は自腹です。ほんとに気を付けていかないといけません。

 

愛媛みかんアルバイターの記事はこちら

 

 

愛媛の選果場は競争率がかなり高いので応募しても受かるのが難しいのでしょうか?リピーターがおおく、そのリピーターがほとんど優先的に採用されるので、初年度の人はリピーターさんの来なくなった年のあまり枠に入るかどうかの運なんでしょうか?

 

少なくとも北海道に愛媛からJA真穴の職員の人が来てみかんアルバイターの説明会をします。その時に話をしておけば即採用が確定し足ります。選果場の説明会です。選果場の説明会で応募をするということをしておけば一般公募で応募するよりもはるかに採用の確率は高いんですね。こういう裏事情があるということを富良野で知りました(笑)

 

 

 

 

 

それと今はコロナで募集は停止をしていますが、高知のショウガアルバイターもあります。近年始めたようでまだ受け入れ態勢が整っていませんが日給の高さは魅力でした

 

高知の生姜アルバイターの記事はこちら

 

ただ、この時にはトラブルがあったのでこちらも併せて読んでおいてください。

 

高知生姜アルバイターで体験したトラブル

 

 

高知生姜アルバイターで気を付けるべき給料のもらい方

 

 

特に高知の生姜アルバイターの場合は給料のもらい方や時給の違う仕事があったりと少しの確認が必要です。

 

こういうところを見るとJA富良野、JA真穴共撰のヘルパー制度の完成度って高いですね。

 

 

JA富良野 農作業ヘルパーで感じた不憫なこと

 

完成しているヘルパー制度なので特に不憫だということはないです。ただリピーターさんの優先度合いが高いというところが特徴でしょうか?

 

7年戦士とか、10年以上来ている人もいて驚きました。優しく声をかけてくれたり、農家さんとの待ち合わせは、お互いに顔が分からず困っているときに農家さんの車や特徴を教えてくれたり、「来たよ」なんて声をかけてくれます。そういう人たちとの共同作業はかなりたしかります。

 

 

1 冷蔵庫のスペース争奪戦?

 

共同生活である以上は致し方ない部分があります。特に男子寮は近い冷蔵庫が一台しかなくそれがネックです。昼食のみで食事の注文を出している人は朝や夕食の買い出しをすると思います。

 

季節が進み収穫の季節になると色々みんな農家さんから作物をもらってきます。

 

 

トウキビ農家さんに行くとトウモロコシを結構もらってこれます。朝はこれをレンチンして朝食にするということもしばしば。

 

あとはスイカ農家さんやメロン農家さんに行くとメロン、スイカをもらってくる人がいて、その人たちが冷蔵庫にそれらをいれるのでかなりスペースがなくなります(;’∀’)

 

共同で使うので冷蔵庫を使う上でのマナーは守りましょう。一番忙しい時期だとスペースの都合上買えるものが限られるのでゆず愛の精神で。あと腐ったものをずっと入れておくのもやめましょう・・・

 

 

2洗濯機の争奪戦?

 

写真は東山の待機所です。。。写真撮ってなかったもので。

 

基本的に着替えの枚数は多いほうがいいかもしれません。洗濯機は早く帰ってきた人が必ず回します。なので朝が遅い農家さんのところへ固定になってしまうと洗濯機は後回しになります。

 

とはいえ、その日は使えないというわけではないです。みんな帰ってきたらまず洗濯機から回すということなので、17時台は争奪戦になります。しかし夜の20時くらいなら空いてるので別に時間のやりくりができていればそんなに苦にならないところです。

 

でも疲れ果てているとき、翌日が5:30くらいにバスに乗らないといけないという場合はきついかもしれませんね。

 

洗濯機は時間を遅くすれば全然問題はないです。

 

あとは選択が終わる時間にタイマーを入れておきましょう。必ず出されていますよ、遅いと・・

 

 

ここら辺もマナーかと。共同生活なんで。

 

 

 

その他のこと 農家さんの顔が分からない+ピックアップ場所が分からない

 

まず、翌日のシフトは、ヘルパー寮の守衛さんがいるすぐ隣の掲示板に張り出されます。名前と時間、バスの送迎なら方面、直接のピックアップなら寮の自転車置き場前か寮の水道付近のところです。ここら辺は個人の農家さんの匙加減ですのでわかりづらいですね。

 

一回海苔はぐったかと思ってJAの担当の人に電話してしまったことがありました。

 

 

個人的には毎日違う人のところに行くということがなんか昔日雇いの派遣をしていた時の思い出としてはあまり好ましくないっていうところでしょうか?

 

 

ただ農家さん側からすれば人手が欲しいときに欲しいだけ頼めるというシステムなので仕方なしです。

 

 

行く農家さんが変わるごとに長靴や足袋を洗わないといけない

 

細かくスポットで行く農家さんが変わる場合、菌を映してはいけないので(作物に)

必ず足袋や長靴を洗います。これが少しめんどくさいかもしれませんね。俺は過去農業研修生としてトマトを少しやったので、これはわかりますけど・・・

 

 

 

JA富良野農作業ヘルパー俺的総括!

 

星三つ!!

 

全然不快ということもないです。部屋は個室で個人的には使いやすい部屋です。車の持ち込みもでき、不便なことはないです。

 

個室とWi-Fiがついている

 

ということについてはリゾバよりもいいって思いますよ。しかも月末に遅くならない!!これはポイントでかいっす。

 

 

食事を三食頼むかどうかと弁当のおかずが前日の・・・・( ゚д゚)ハッ!

 

というところを気にするかしないかで星の数が変わる人は変わると思うのでこの評価です(笑)

 

個人的に弁当のはし箱のぬめりが星4つにならないポイントでしょうか。

 

その他コロナに関するいろいろなお達しの張り紙とかは気にしなければ気にならないし、コロナに限っては特殊すぎるので考慮をしません。

 

 

あとはアイスクリームの盗難など冷蔵庫まわりの・・・が何とかればという気はします。40リットルくらいの冷蔵庫を持ち込めば超快適であることは間違いなしです。ただ食堂のほうにも冷蔵庫はあるので、めんどくさがらなければそれなりに冷蔵庫問題は解決します。

 

肉を直火で調理できないので、焼き肉に飢えるということになります。

 

リピーターの人は、寮の中では火を使えないのが分かっているので車にガスコンロがあり、そこで調理している人もいます。ここら辺はリピートして経験を積むしかないですね。

 

あとは弁当の弁当の当日キャンセルの利かないところが星三つに固定される要因でしょうか。

 

仕事がない分弁当代だけマイナスというのがなんか個人的にそんな気分。3か月以上に働くなら控除が発生するのでこれを気にする人はおすすめしません。

 

 

あとは季節の労働をしている人たちが多いので情報交換は結構できます。こういった働き方を希望している人たちは一度行ってみてつながりを作ってみたらいいかもしれません。

 

貯金を第一にするなら・・・リゾバとかのほうがいいかもです。ただ感染症というリスクをこれから考慮しないといけないならこういった第一次産業はつい良いといえますね。俺もシェアハウスを2軒くらい出すまではこの生活が続くのでこういった選択肢を大事にしたいです。

 

あとは農作業は気力と体力勝負です。特に真夏のビニールハウスの中は地獄ですので気を付けていきましょ!倒れますよ。

 

 

俺的ヘルパーランキングは

 

 

1位 愛媛みかんアルバイター

2位 JA富良野

3位 高知生姜アルバイター

 

 

というランク付けです。

 

 

沖縄はまだ行ったことがないのでランク外。体験してみないことにはどうにもなりませんが時給の低さと生島が選べず、ばくち的要素が高いので却下をしています。スキー場のほうが効率がいいので。。。( ;∀;)

 

という感じでした。

 

 

余談としては

 

 

今年は送迎のバスからクマを見ることができて感激です。つかでかくて危険すぎ(;^ω^)

 

 

っていうことがありました。

 

 

上半期は早めの応募がキモの富良野農作業ヘルパ―ので夏場の応募をお勧めします。いろいろな価値観と出会えますよ

 

 

 

ってなわけで今回はシェアハウス起業のための出稼ぎ選択肢としての富良野のへルパーリレーでした!

 

 

8月をピークに仕事量が減ってきて、その月に大学生が帰るので意外と10月末までびっちりありようですよ。

 

 

 

都会に疲れた、ブラック企業努めに疲れた、すり減った生き方がわからない、地方に行ってみたいけど場所が見つからない、頑張りすぎない最低限で生きていきたい、引きこもった状態に疲れた、

そんな人たちのシェアハウスを作っています。今年オープンするはずが、資金が尽きたために出稼ぎに行き、もう一度来年オープンするための挑戦をしています。

 

 

 

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