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新規就農への悩み!鳥取に移住したけどライフスタイルとそれを手に入れるリスクはどう判断する?

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ふいー。。。なんか 最近はブログネタが貯めて貯めてそなままお蔵入りか腐るという何とも田舎ブロガーとしてはいけないことをしまくっている島田です(笑)

 

全国の中でも鳥取に移住者が殺到してるという状況をうれしく思います。俺は間違っていなかったということを勝手に自己肯定してなんとなく思い出し笑いをしている島田です!本日二回目!

 

 

さてと・・・今回は地方の田舎へ移住をして、その後の人生をどうするのか?そして僕は今のところ農業研修生として研修を受けていますが正直なところ農業をしていきたいのか?というところを徹底的に自問自答しています。ここは人生の時間なので後悔をしないための判断と自分が絶対に納得をできる判断をすることを肝に銘じています

 

 

そしてそれに絶対に妥協をしないこと、その先に何を見据えているのかを自分でそれを自覚して、それに向かって生きていきていくためにここに来ました。それに関しては譲るという筋合いはないしそれが当然。妥協してまでわざわざここに来た意味がないから

 

 

ってなわけで今日は新規就農をするにあたって今の時点で見えてきた僕の今のところの新規就農に関するなんとなく感じた心のつかえを書いています

 

 

◆新規就農は実質300万ででできる!審査に通れば最大1100万を助成金と合わせて手に入れれるけど・・・

就農

 

 

さて、ここ日南町は全国でも類を見ないほどに農業をしたい人にとってはスタートをする時に有利です。なんといっても就農助成金が事業費を始める時に2/3が出るというなんとも破格な条件で始めることができるのはここ日南町だけです。

 

 

 

 

この助成金の記事についてはこちらを参照して下しさい

 

 

 

そして僕が今本当に悩んでいるのこと、それは

 

 

 

6年目からのことです。

 

 

なぜかというと青年就農給付金というものがあります

 

青年就農給付金とは?

 

※農林水産省HP参照

 

経営開始型

新規就農される方に、農業を始めてから経営が安定するまで最長5年間、年間最大150万円を給付します。

給付者の主な要件(すべて満たす必要があります)

(1) 独立・自営就農時の年齢が、原則45歳未満の認定新規就農者であり、農業経営者となることについての強い意欲を有していること

(2) 独立・自営就農であること

・自ら作成した経営開始計画に即して主体的に農業経営を行っている状態を指し、具体的には、以下の要件を満たすものとする。

・農地の所有権又は利用権を給付対象者が有している。(農地が親族からの貸借が過半である場合は、給付期間中に所有権移転すること)

・主要な機械・施設を給付対象者が所有又は借りている。

・生産物や生産資材等を給付対象者の名義で出荷取引する。

・給付対象者の農産物等の売上げや経費の支出などの経営収支を給付対象者の名義の通帳及び帳簿で管理する。

・親元に就農する場合であっても、上記の要件を満たせば、親の経営から独立した部門経営を行う場合や、親の経営に従事してから5年以内に継承する場合は、その時点から対象とする。

(3) 青年等就農計画等※が以下の基準に適合していること

・独立・自営就農5年後には農業(自らの生産に係る農産物を使った関連事業 <農家民宿、加工品製造、直接販売、農家レストラン等>も含む。)で生計が成り立つ実現可能な計画である。

※農業経営基盤強化促進法第14条の4第1項に規定する青年等就農計画に青年就農給付金申請追加書類を添付したもの

(4) 人・農地プランへの位置づけ等

・市町村が作成する人・農地プラン(東日本大震災の津波被災市町村が作成する経営再開マスタープランを含む。)に位置付けられていること(もしくは位置付けられることが確実であること)。

・または、農地中間管理機構から農地を借り受けていること。

(5) 生活保護等、生活費を支給する国の他の事業と重複受給でなく、かつ、原則として農の雇用事業による助成を受けたことがある農業法人等でないこと

(6)原則として青年新規就農者ネットワーク(一農ネット)に加入すること

 

(注1)給付対象の特例

・夫婦ともに就農する場合(家族経営協定、経営資源の共有などにより共同経営者であることが明確である場合)は、夫婦合わせて1.5人分を給付する。

・複数の新規就農者が法人を新設して共同経営を行う場合は、新規就農者それぞれに最大150万円を給付する。

・平成23年4月以降に独立・自営就農した者についても対象とすることができるものとするが、給付は就農後5年度目までとする。

(注2)以下の場合は給付停止となります

・給付金を除いた本人の前年の所得の合計が350万円以上の場合

・青年等就農計画等を実行するために必要な作業を怠るなど、適切な就農を行っていないと市町村が判断した場合

(注3)以下の場合は返還の対象となります

・農地の過半を親族から貸借している場合において、親族から貸借している農地を5年間の給付期間中に所有権移転しなかった場合

 

そしてあえてここでは準備型の給付金に関しては触れません。あくまで今のところ僕は独立就農を目指していますので。。。

 

そしてすでにこの青年給付金を使って就農したここ日南町の農業研修生の一期生の方々がいまして、今年でその給付が終わります。そして今後の経営者としての在り方がかなり違って来ると僕は思っています

 

 

人柱ではないですけど、そういった人たちをみてその人たちを自分に置き換えたうえで農業の道をここで選ぶのか?ということを自問自答していきたいといまは感じ始めました

 

 

 

 

 

◆青年給付金と認定農業者と6年目以降の経営を一人でできるのか?最初から飛べないしどんなに努力しようとも飛べないハードルを飛びにかかっているのではないか?

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何度も何度も就農の時に聞いているどうしてもこの頃は夜中もしょっちゅう考えてしまうこと、それが

 

 

年収250万円の認定農業者になるには一人では絶対にできないと普及所の署長さんに言われているし周りの人たちも言っていることが同志的になること

 

 

実際に農業研修生のOBの人たちは200万の年収に行くか行かないかのぎりぎりのライン

 

 

6年目からは認定農業者になれなければ農業の助成金が使えないから自腹になる(苗の料金)

 

 

一人でできる面積は15R から20Rといわれていてその面積では認定農業者として認められる250万の年収には届かないということ

 

 

これらの問題を解決するために結婚をするということを言われていること

 

 

たぶんここら辺は気にすべきことではないしその覚悟さえあれば気になることでもないと思います。そして手元に300まんもないし(笑)それに1100万のお金が仮に手元にあったとするなら農業を事業とするのか?ということが疑問に思えて来たら

 

特に青年給付金は経営型なら5年もらえるんですね。ここ日南町。おそらくここら辺は各自治体で違いはないと思います。そしてこの給付金が終わってからが本番って思います。

 

 

 

 

◆元手1000万があったとして、事業をするなら何やる?

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個人的にぼーっとアントレを見ています。興味があるのはアイフォン修理のものと家電修理の案件です。一貫してそういったもの位興味があるようです。自分と向き合ってみてそういう一面を自分がもっているということを自覚できた今日この頃。今は 限りなく否定と肯定をして本当に農業か?リスクを負わなくても農業はできるのではないだろうか?そんな横道を探しています。

 

 

そして農業をここ日南町でするならそれなりに追わなくてはいけない、引き換えに目をつむらなければいけないものがあるというようなことを感じてきました。なんとなく農業をする人たちが泣かされ続けてきているという理由が垣間見えてきました

 

 

 

 

1、注文どうりの苗が来ない

 

 

これはもともとせどりや個物をしていた僕にとっては我慢しがたいことです。トマト苗の注文で花芽があるものを注文したはずの研修先の農家さんは怒っていました。当たり前ですよね。僕だって注文通りにできなかったら返金していましたから。注文通りにしてこそお金とっていいと思っていますし頼んだ側はそれを信じてお金払って注文したはずですからね

 

配達に来た人も言い訳は・・・「苗が上にしか伸びなくて・・・」???ッということを言っていてこの言い訳が頭に来ていたようですね・・・当然か。上に伸びれば花は出るでしょ?って感じだし。ここら辺に研修先の農家さんは怒っとていました。当然ですよね。苗は苗でも類似品を注文してお金を払うわけではないですからね(;´・ω・)

 

和風ハンバーグ定食を頼んで洋風ハンバーグ定食が来たらお金を払うかどうかの微妙なラインです・・・・僕の感覚ではこんな感じです。たぶん僕がまだ農業のことを知らない人間ですがそれを目指しているわけでもある事業主としての付き合いが苗屋さんなはず、しかもそれを元手に作物を作って資産にするのだからそこらへんは僕なら返金しろ!とか言います。ネットビジネス出身の心の狭さなのでしょうか?

 

 

 

 

2・なんとなく農家に厳しい環境のJA鳥取西部

 

雑誌には支持率が鳥取県西部のJAは97位と書いてありました。それが反映されてか否かはわかりませんがここ日南町の農家を取り巻く環境はお世辞に言いとは言えないということを実感しつつあります。

 

ここ日南町は作付面積も狭く、日本一規模の小さい普及所をはじめ、あまり生産地としてはバイヤーからはあまり評価が高くないということが悩みの一つ。

 

 

あとは作物を作れる期間が短いということ。冬は雪が降るしその間はスキー場でのバイトという選択肢もありますが自分自身に何らかの収入源を持つということをしないとやはり生きていくことはできませんし自分の在り方を実現することもここへ来た意味もなくなってしまう・・・

 

そしてなんとなく感じているのが

 

 

選果場はそんなに開いていない

 

選果場で働いている人たちが多すぎる

 

7月あたりは土日休み

 

利用料金が高い

 

 

実はここ日南町の苗は台木が入っているとはいえ150円と高め

 

 

 

トマトを根付かせるはずが農家を苦しめるようなこの環境って何なの?って思ってきました。とどめに苗の誤発注が今年はありました。注文の数よりも6000本ほど足りなくて今年は農家さんの予定がかなりくるってしまいました。このことに関してはもうあきれてものを言わなくなっています。周りが何を言っても無駄ということを悟ってしまったんでしょうね・・・・こういったことは結構あるようで何も変わろうとはしないという人たちと共同労働をするという気になれない自分がいます。

 

 

結構ところどころがねじ曲がって成り立っているようなところが多々あるという矛盾・・・

 

 

農家を取り囲む苗屋さん、普及所、農協は自分たちのい痛いことしか言っていいなしその付けを払っているのが農家さんなんだなっていう感じの現実を今は見ています。ここら辺下お互いに聞いて確認しないというような欠点がやはり見えます。

 

 

 

3・研修生OBの人たちは働きづめの現実

 

結局単価を上げることよりも量を上げることを重視しているという方針があります。これはトマトの品質よりも量を出すということをなぜが町やJAはいっています。現実はそうも行かずに個人でしている人たちのできる面積もそこから出せる量も決まっています。ここに量を出すということは個人でなく法人でしかできないというような現実もあります。

 

料が出せない以上は単価を上げるしか資金効率を上げること(売上を上げて設備にお金を投資する、ということでキャッシュフローを加速させるには?って考えた場合)

 

 

でも結局無理難題を農家の人たちに押し付けているように僕は感じます。

 

 

今までの必死にトマト根付かせようとしてきた人たちって・・・めちゃくちゃすごいッと思いますよ。その当時も農協はちゃんと相互扶助の精神があり、苗を各農家さんたちのもとに運んでいました。しかしながらいまは道の駅の裏側まで取りに来るようにという風になってしまい農家さんたちの負担は増えています

 

 

 

 

 

◆農家を個人でするとなんとなくラットレース?リスクを客観的に並べてみた結果…

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まず僕が個人で独立就農するとした場合の趣味レーションは?

 

 

300万プラス助成金・・おおよそ1000万の借金からスタート

 

初年度はトマトの場合は土地の土がまだよくなっていないのでトマトの病気で収穫の量はどうしても落ちる。

 

苗が来ないとかのトラブルに巻き込まれる

 

基本的に経費は固定で出ていくけど一人でできるトマトの面積から見る収量は200万前後

 

 

6年目からは青年給付金が無くなって苗代自腹(一人の場合は)

 

 

 

出ていくものだけが固定で、しかもガス代に関してはまた高くなるということも考えられるしそれはそうなるということを全いたほうが無難な気がすると想定した場合は。。。

 

 

1・法人か生産組合でトマトをやる

 

2・林業に行く

 

3・小規模多品目でやる

 

4・アントレの案件化もしくは何かしらの副収入減を作る

 

 

 

というような結論になりました。なんか1000まんがもし手元にあったとしたら・・・おそらくアイフォンの修理か空き家の家賃業をしていると思います。そこらへんが僕の見解です。事業としてみた場合はリターンの部分で制約が物理的にも人の都合でも決まってしまっている部分があり事業主としての自由がなさすぎるということが感じられます。

 

 

あくまで今の時点ですけどねやはり全体像を紐解いていくということが重要ですね。

 

 

地域の本当に抱えている問題をちゃんと見据えてからその道に行ったほうがいいですね・・・今回は結構なことがわかってよかったです。でもまだまだほじくり返したほうがいい事実ってある気がしているこの日南町・・・・

 

 

まだまだ続く・・・

 

 

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